恵迪寮から有名大手企業へ
~俺の道vol.12有名大手企業の内定を獲得した恵迪寮生編~
0.企画趣旨
この企画では、恵迪寮(けいてきりょう)に住んでいる様々なバックグラウンドを持つ人々にインタビューをしています。
世の中にはいろいろな選択肢が存在するということ、またそんな人が身近にいることを知ってもらうことで、中高生の進路についての判断の一助にしてほしいという思いからはじまりました。ぜひ参考にしてみてください!
1.今回のゲスト
今回のゲストは北海道大学理学部化学科のYOさんです。
YOさんは、恵迪寮での経験を活かしつつ、有名大手企業に内定した人物です。
Q出身地・出身高校について教えてください
出身地は北海道札幌市、高校は札幌南高校です。
Q1恵迪寮に中途入寮した理由について教えてください
実家は札幌市内で、親元から離れた生活をしたいが一人暮らしをする余裕はなかったこと、当時夜勤のアルバイトをしていて、できるだけ大学に近い所に住みたかったためです。
→親元から離れて暮らしたいと思ったきっかけを教えてください
新しい環境に住みたいと思ったからです。もともと道外の大学に進学したかったのですが、色々あって北大に行くことになり、それでも違う環境に住みたいと思ったからです。
Q2小さいころはどんなこどもでしたか
物覚えが良い方だったと思います。6歳ぐらいのときに親と口喧嘩して知らない場所から看板を頼りに1時間ぐらい一人で歩いて帰った記憶があります。
Q3部活やサークルについて教えてください
1番長くやっていたのは、よさこいサークルです。道内や全国のお祭りに行ってよさこいを踊るだけでなく、子どもたちと遊んだり、お祭りの準備や片付けを手伝ったりしていました。お金がなかったので移動のときにはヒッチハイクや野宿をしたりもしました。
→よさこいサークルに入ろうと思った理由を教えてください
よさこいだけでなく、お祭りにも関わったり、いろんなことに挑戦できると思ったからです。
→よさこいサークルで一番思い出に残ったことはなんですか?
1年目のときに行った広島のお祭りです。飛び入り参加のような形で行ったので、始めはほとんど面識も信頼もないような状態でした。全員でお祭りを盛り上げようとがんばった結果、最後にはいろんな方によくやってくれたと言ってもらえ、2年後に顔を覚えてくれている人もいました。
Q4大学ではなにを専攻していますか
理学部化学科というところで、酵素について研究しています。大腸菌を使って酵素を増やし、酵素の活性(酵素がよく働く温度などの条件)について調べています。
→専攻と就職先との関係生について、あまり関係無いように思いますが、なぜそうしたのか
もっと人と関わる仕事がしたかったこと、そして1つの専門性を極めるより、様々な業界に関わっていける方が、自分はワクワクすると思い、理系ですが文系就職を選びました。
Q5就職先について教えてください
寮やよさこいサークルでの経験から、幅広い人たちと関わりたいと思い、様々な事業に取り組んでいて移動もしやすく、様々なバックグラウンドを持つひとと働ける企業を選びました。
→幅広い人と関わりたいと思ったきっかけはなんですか?
きっかけは思いつきません、、が、自分はずっと同じ環境にいると飽きてしまうので、定期的に新しい環境に飛び込みたくなる性格なので、そこが影響しているのかもしれません。
Q6寮長経験について教えてください
ちょうど新型コロナウイルスが流行り始めたときで、かなり混乱しました。周りの助けがあったおかげでなんとか乗り越えられたと思います。
→寮長をしていて一番大変だったことはなんですか?
新型コロナウイルスがちょうど北海道で流行り始めた3月です。コロナについて情報が少なく、集まることが感染リスクを高めると報道されていましたが、寮の方針は集まって決めるというのが当たり前だったので、そこをうまく調整することが難しかったです。
2.まとめ
YOさんのお話を聞いて、サークルなどの学生生活で人生の選択肢が広がるということを再確認することができました!
コロナ禍でなにかに挑戦することが難しくなって生きているかもしれませんが、将来の選択肢を広げるために、そして充実した学生生活を送るために、色々なことにチャレンジすることは非常に重要なことですね。
YOさんありがとうございました!
3.筆者の余談
今回も、筆者が最近読んだ本を紹介していこうと思います。
『司法の変容と憲法』
→この本は、司法制度改革について、また違憲審査制度や裁判を受ける権利などを絡めながら現在までの議論や課題を紹介しています。法学部で憲法を勉強したことがある人なら一度は読んでおくべき本だと思います。
法学部ではない人、現在大学生ではない人でも、普段読まないような難しい本を読むことで読解力や語彙力が育まれること間違いなしなので、この本のみとは言わずとも、ぜひ難しい本を読むことをお勧めします。
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